はるか昔から変わらず、プリミティブに生み出される備前の器はとかく「渋い」「価格が高い」「重い」「ざらざらしている」と敬遠される今日この頃。お土産品が一概に悪いとは言いませんが、もう一歩進んで人の手と時間をかけた作品に触れていただけたらと思っています。薄づくりで軽くてシンプルな現代の備前もよし、対照的に茶陶など骨董の最高ランクに位置付けられる室町・桃山の古備前も見れば見るほど魅力を感じます。いつも変わらないのは「素」の価値。デコレーションやラッピングで「素」を隠すモノとは一線を画しています。最初は確かに緊張感が必要です。それもいつかは使い慣れ、自分のモノになっていきます。人間との付き合いと同じようなモノとの付き合いが始まります。
ストイックな肌合いのボウル |
料理の引き立て役となってくれる備前の器たち
フランスの田舎の食卓のように
休日のブランチはフランスパンのフレンチトースト